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文法形式をどう使うかがわかる!無料の解説サイトが公開されました

文法をよく一緒に使う言葉と同時に学ぶ、日本語文法の解説サイトが公開されました。

『文法コロケーションハンドブックE』  https://grammarcollocation.wordpress.com/

このサイトではコーパスと呼ばれる大規模な言語のデータベースを使い、日本語の文法形式がどのように使われているかを解説しています。

例えば、「~づらい」という項目の場合、
・「わかりづらい」が1番多く、その次は「見づらい」。
・「わかりづらくてすみません」のように、謝罪が後に続くことが多い。
・書き言葉より話し言葉でよく使われる。
・「~にくい」のほうが多く使われる。

などなど、普通の辞書には書かれていない情報がたくさん書かれています!

このオンラインハンドブックは大阪大学国際機構の中俣尚己准教授が企画・監修しているものです。
最初は大阪大学大学院人文学研究科言語文化学専攻におけるコーパス言語学の授業の中で製作が開始されました。
ひとつひとつの項目は、阪大をはじめとする日本中の大学院生によって執筆されており、名前がクレジットされています。
新しい執筆者も募集しているので、興味のある方はサイトから申し込んでみてください。